パリと花の報告会
『パリとお花の報告会』
帰国してから時間が経つのがあっという間です。
先日パリの報告会をしてきました!
20名の予定がなんと28名の申し込みという予想以上の反響で
びっくりしたのと同時に、興味を持っていただけたことが何よりも嬉しかったです。
報告会は3時間のうち1時間弱のパワポを使ってお話タイム
が、伝えたい想い、さまざまな出来事がありすぎました。
airbnbのホストファミリーが最高だったこと
現地で飛び込み営業してワークショップ会場を見つけたこと
2回ワークショップを開催したこと
5人参加予定が4人当日キャンセルというトラブルがあったこと…。
日本とパリの花屋の違い
溢れる想いが止まらない止まらない
1ヶ月弱という期間はあまりにも短すぎて、濃厚な時間でした
ここで少し抜粋して感じたことをシェアしますね*
(個人的感想なので、一概には言えません)
【日本人の得意なこと】
細かい作業と技術
【フランス人の得なこと】
色の組み合わせでセンス良く見せるのが上手
→とにかく色にこだわりがあり、嫌いな色は一切使わないくらい。
特にアーティス気質な花屋は好き嫌いがはっきりしている。
【フランス人の苦手なこと】
細かい作業をずっと続けること。
→意外と大雑把なんだなと感じた
【日本人の苦手なこと】
伝えること、表現すること、見せ方
→主観なので割と自分のことです(笑)
こんな話を報告会という場で伝えることができて本当に幸せでした。
みなさん飽きることもなく、真剣に話を聴いてくださり
終わった後も、興味津々に質問を投げかけてもらえたことが
とても嬉しかったです。
頂いた言葉で何よりも嬉しかったのが
「勇気をもらった」
「これから新しいチャレンジをしてみようと思った」
「お花をプレゼントする機会を増やしたいと思った」
こんな言葉が心にしみました。
むしろ私がみんなからパワーをもらったんだよ*
って大声で伝えたいです!
もちろんどんな時も側にいてくれたお花にも感謝です。
たくさんの応援で、この自信のなかった私の背中を押してもらえたこと
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
この恩返しは、お花を通して貢献することが大切だと考えています。
この大切な日々を無駄にしないよう、これからも日々の勉強に、花遊びに
人生を思いっきり楽しんでいきます♩
帰国
帰国してからだいぶ時間が経ってしまいましたが
更新しますね〜
最終日
オランダを離れるのを惜しみながらパッキングを終えた私。
スキポール空港に向かう電車に乗る。
電車の中には
オール明けの青年たちが地べたで寝てる。
それを注意しているのか
リモワをもってサラリーマンが青年に話しかける。
私は妄想でこう想像する
サ「君たちは若いから朝まで飲むのが楽しいね。俺も若い頃は寝ずに遊んでいたよ」
青年「あぁ、昨日のクラブは好きな音楽が流れなかったらか機嫌が悪いんだ。」
そんなどうでもいい会話を妄想
余計な妄想もプラス
ここはアムステルダム
マリファナクッキーが合法で売られている。
この青年たちは食べているのだろうか・・・
そんなことを考えていたら
あっという間にスキポール空港に到着
この度では5回目のフライト
もう荷物を預けるのも手馴れたものだ
余裕を持ってきていたので朝ごはんをここで食べる
時刻は朝の9時
サンドイッチを15分でお腹に入れて
乗り換えの国ポーランドに向かう。
そして東京へ。
現実と実績を残してきた私が、これから活動拠点とする国
日本へ帰る
やっぱり日本が好き
日本人でよかった
自転車で花配り
オランダのアムステルダムでは
ここは中国かって言うくらいの自転車の利用率
そして私もレンタサイクルしてきました。
目的を持って今回は借りました。
自転車に乗りながら
チューリップを配って私と写真を撮ってくださいと、宣伝すること。
1人のマダムに声をかけ
チューリップをプレゼントするから写真を一緒に撮ってくれないか。
と、声をかけましたが断られ。
観光客と思われるカップルに声をかけ
チューリップ欲しいか尋ねても断られ。。
ついにここで、私のエネルギーは使い果たしました(笑)
スイッチがオフになったのか、開き直って美術館に行って絵画を鑑賞することにしました。
前日も行きましたが今回は
ゴッホ美術館に行くことにしました。
名作の「ひまわり」
色の実験的な使い方
青を引き立たせるために、隣接する色はオレンジ
そんなゴッホらしい組み合わせが新鮮で。
日本語解説もついていたので、じっくり堪能。
ゴッホのために作られた建築物の中でみるのはまた格別ですね。
翌日私はオランダを離れ日本に帰国しました。
また
オランダの絵画
自分の目から見ることがフィルターになって
感性になる。
一流の作品をみれば
一流の感性が磨かれる
繊細で美しい作品をたくさん吸収すれば
繊細で美しい作品を作る力が養われる
そう信じてるので私は
なるべく美術館に行くようにしていました
また以前にも書きましがここにも
書き留めておきます。
それくらい大事な栄養だと思っています。
このみずみずしいフルーツたち
透明感
配色と配置をしっかり考えられて描かれています。
この絵の中から手にとって食べられそうですね。。
マウリッツハイス美術館の作品
こちらもチェリーの周りにはだいたい大きなオレンジやレモンが並んでます。
色も暖色系でまとまっていて、ジューシーにみえる。
なんて美味しそうなのだろうか。
こんだけ絵が上手ければひたすら描きたくなるだろうなと
ある本を読んで刺激されたのだけど
ピカソはもっとも多作を生み出した美術家だとか。
しかもその作品を多く生み出すことに意味がある、とピカソは意識していたようで。
たくさん生み出すことで、新たなアイディアが生まれたり
想像力が養われるとか。
「生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。」
以外にも一番多い作品は版画だって知ってました?
作品調べた時に初めて知りましたが未だに絵画のイメージ
ピカソが実は結構好きで
今回パリのピカソ美術館にいって来ました。
一番充実していたのは
パリでした
ピカソはスペイン人ですが、20代前半からパリで活動していたんですねー
と、この話はまた書きます!
春
オランダはアールスメール
アムステルダムでの1番の目的。
それは世界一大きな花の市場に行くことでした。
今回はここにくることが目的でどれほどの花が世界に流通しているのか見てみたかったのです。
市場の中は端から端まで
徒歩15分くらいかな
とっても歩きました!
こんな日本語の看板があり
ツーリスト用の通路もありました。
私が訪れた時間は少し遅かったようで・・・
なぜならこの市場に行くまで
最寄りのバス停から徒歩30分近くかかるのと(電車とバスの乗り継ぎもあった…)
連日の疲れが出て、朝ゆっくり起きてしまって
慌てて準備して向かったからです。
旅も終盤で、全力で毎日過ごしていたのと気を緩めてしまいました…。
でもなんとか会場について、見学することができました!
そしてこのままオランダの中心アムステルダムに戻らずに
デン・ハーグにある
マウリッツハイス美術館に向かいました。
アムスからは電車で50分くらいでしょうか
この美術館には植物画も多く展示されているということから向かいました
そしてそして一番有名なのがフェルメールの真珠の耳飾りが
展示されているのです。
実はこの絵を拝見するのは2回目で
1回目は上野で行われた東京都美術館でみていたので
お久しぶりのご対面♪笑
それにしてもこの圧巻の迫力のある画力。
パリで教わった花のデザイン週には絵画も参考にされてました。
デザインの引き出しを増やすためにもこの美術館で
素晴らしい絵をみておこうと思って。
少ない花量でもこの存在感。
チューリップは欠かせないのがさすがオランダ
花瓶の足元にはだいたい
毛虫とかもついてきます…
奥行きのあるデザインに
花の向きに動きがあって花が生き生きしてるよね
まるで生きていて今にも動きそうなこの臨場感。
圧巻です。
そして中央には虫が。
虫はオランダの絵画に欠かせないのですね。
植物と昆虫の共存があってこその花というメッセージかな。
これもまた勉強。
ではまた
春
そしてドイツ最終日(ポツダム)
8時に私たちは起床!!
そして私はパッキングを早々とすませ
撮影の準備をする。
その間リズはルームメイトと朝の会話をして楽しそうに話す声が聞こえる
そして昨日の続きかのように撮影の準備をするリズがまたプロフェッショナル。
ライティング
背景をおしゃれにセッティング
そしてリズ本人のメイク
可愛い顔がさらにべっぴんさんに
私はアジア人の顔なので、
ヘアバンドとイヤリングに力を借りておめかし。
撮影はリズが8割ドイツ語、私に話しかける時だけ英語を使ってくれる。
台本はなしだ。
この3日間すごした2人の会話が信頼関係を築いているので
こなせると感じていました。
カメラが回るとすこし緊張してしまうのだが、
昨日の夜の続きとお思えばとても楽しく可愛ができたよ
30分もないくらい対談をして、撮影が終わった
そしてカメラを回し続けて
私たちは終わってしまったことをとても寂しくもあり嬉しくもあり抱き合う
ありがとうリズ
この3日間で私は自分で最高の感謝の言葉を何度も彼女に伝えていた
「スーパーダンケシェン!」
訳:とてもとてもありがとうございます!!
この時ものこのお決まりのワードを繰り返す。
ありがとうリズ!!
大好きだよ
ハグをしているとリズが
「次はいつ会えるの?」
春「来年かな!!リズも日本きてね!!」
また会うことを約束する。
パッキングも終わっているスーツケースをもって駅へ
そして電車のなかでも私たちは、これでもかってくらい惜しみなくお互いの伝えたいこと、好きなハンドメイドの話を全力で伝える。
そう、お互いの最大の共通点は大学でファッションを学んでいたこと
お互いが作ったドレスを見せ合って
「この技術すごいね」
「このデザインかっこいい!」
そんな会話をエアポート行きのバスに乗るまでたっぷりと話す
日本でも趣味が合う友人を見つけることは簡単じゃ無いよね
それがこのリズという可愛くて行動力あって、よく笑うかわいい女の子と共有できていることが財産!!
留学経験のなかった私にとってかけがえのない宝ものに。
一生大切にしたいという強い意志が、心の底から湧き出る
ありがとうリズ!!
こんなにも広い世界で出会えたことに感謝だよ!!
そんな想いとは関係なく時間だけがただ過ぎていく。
来て欲しくなかった時間が来た。
空港行きのバスに乗り込んで私はリズにまた会うことを約束してポツダムを後にしました。
春